「此処は、どこかしら?」 ソフィは、 ふと目の前のこじゃれた建物を見つめた。 なんだか、 質素な建物だわ。 私、こんなところに入った事ない。 というか、 街に来たことも初めて───… 「あぁ、酒屋だよ。中に入っていて」 ジェオルドは、しれっとそう言うと 運転手を引き連れて 「馬車を停めてくる」 とサッサと行ってしまった。 ソフィは、その建物を見てから不安そうにスワローズを見た。 「では、行きましょうか」 スワローズは、 そう言ってソフィの手を引いた。