───…ガタンッ という音がして 突然大きく揺れる馬車。 「きゃっ!?」 ソフィは、その衝撃に バランスを崩してしまった。 「姫様っ!!」 すかさずスワローズは、手を伸ばした。 そのとき、先に手を差し出したのは 運転手だった。 運転手は、ソフィの体を支え ────…ひそっ 耳元で何かを囁いた。 ………やっぱり、 そうだった。 ソフィは、揺らぐ瞳を見開いた。