「───…ジェオルド様、」 馬車の運転手が 運転をしながら声を掛ける。 「なんだ?」 ジェオルドは、 イライラとして小さな小窓を開けた。 「この先の道が分かりません」 「なんだと?運転手のくせに…」 ジェオルドは、ブツブツ文句を言いながら運転を代わるから道を覚えろと言った。 その時、運転手が一瞬 ソフィの方を見て笑ったのを ソフィは、見逃さなかった。 ────…悪魔が、 裏切りを赦したりしないと言っているわ。 そうだった。 此処は、あの人の居る国───… 誰が味方か、分からない──…