「姫様……」 スワローズは、微かな動揺を 瞳にちらつかせると ソフィに軽く一礼をした。 ソフィは、それを見届けると 「知っているわ」 一言、ジェオルドにそう言った。 キルトに知られてしまった、今。 いつまでも、秘密には 出来ない───… ───…ドキン、ドキン 「やはり、そうでしたか」 ジェオルドは、深刻そうに瞳を伏せた。 私と、 ───…ドキン ダネスの──… 「では、ダネスと貴方にはある秘密がありますね?」 ────…ドクンッ 誰にも知られてはいけない契約───…