「──…駄目だ」


シルベリアは、鋭くキルトを見据えた。




「俺は行きます」


キルトは、むっとして言った。



そして、睨み合う2人。


周りの家臣は、オロオロと2人を見守る。



………かれこれ、一時間。


ずーっとこんな感じ、




いい加減、飽きないのかと思う。




デカルトは、ふぅと溜め息をついた。