大きな木が一本だけ生えていて 芝生に日陰を作っていた。 その日陰は、日差しから 少女を護っているように見えた。 「気持ちいいわ」 全身を伸ばしてリラックスする少女。 「……それは、よかったですね」 スアレスもそう言って胡座をかいた。 しばらく続く、沈黙。 「私、"ソフィ"になったのね」 ぽつりと少女は、呟いた。