「つまり……だ、」 コホンッと ひとつ咳払いをしたダージリンは、 「今日から"────"という名前を捨て、"ソフィ"として生きてもらう」 と言った。 なるほど、と家臣から声があがる。 それは、 本来からの少女の役目──… とっくに覚悟など出来ているだろうと スアレスが少女へと視線を移すと 少女の瞳は、 ここへ来て初めて揺らいでいた──… ───…なんだ? スアレスは、溢れる感情に 胸をうたれ 思わず胸を押さえた──…