そしてゆっくりと中へ入る。
「おじゃま・・・しまぁす」
「はは。そんなかしこまらなくても」
「そそそんなの無理です?」
やだな。
変に緊張してる。
やだっ・・・顔真っ赤だ・・・。
家の中にある大きな鏡の中の私にちょっと不満。
「ね?何か飲む?」
「へ?あ・・・はい」
「んじゃ・・・」
先輩は濃いピンク色の飲み物を出してきた。
「おいしいよ?俺、それ好き」
「へぇ~いただきまーす」
ゴクッ・・・・
おいしい~
甘いし。
それよりなんか・・・・
体が・・・熱い?
「それね、カシオレ」
「おおおおおお酒ッ!?」
「ダメだった?」
「法律無視ですね」
「ごめんね?酔ったところが見たくて」
やだよ!先輩の前で酔ったところ見られるなんて・・・。
でも少しずつ意識が遠のいてる・・・・。

