「ぬあぁ・・・・」



あぁ。辛い。


何か・・・2日前から怠い。


カエデちゃんのせいだぁぁぁ!



「おはよ、藍音」


「カエデちゃん・・・」


「あ、何か怠そう」


「誰のせいですかッ!」


「俺の風邪でしょ?いくらでもうつしてあげる(笑)」


「いらないッ!!」



私は少し強めに言った。


ごめんね。カエデちゃん・・・。



「私、カエデちゃんの」


「え・・・?」


「カエデちゃんの彼女じゃないんだから・・・!」



ダメだ・・・。


ぼーっとして立ってられない。


その場に倒れ込んだ。


あぁ、家出たばっかりでよかった。


カエデちゃんが運んで・・・


あれ・・・


何で私


カエデちゃん、頼ってばっかりなの・・!?