「智子…こんな事になってすまない」 智子はううん、と首を振る。 「これからは智子一人に大変な思いを背負わせてしまうな。俺はもう何もしてあげられないけれど…、いつでも見守ってるから」 博と智子は抱き合った。 博は智子の頭を撫でる。 会社に行く途中、クモ膜下出血で倒れて… 俺は死んだんだ。