大きな大きな塔の中。




一番上の部屋には真っ白な長い髪をなびかせた美しい姫がいました。




姫の足は鎖で中心に立っている棒に繋がれ、手首には手錠がはめられています。




姫はもう殆ど動かない足を引きずりながら窓の所まで這って行きました。