「嘘だし」 「えっ・・・!?」 「嘘。俺、好きな奴なんていない。俺、お前が好き」 「ふっ・・・なにそれ・・・。ほんっと・・・グス、素直じゃないんだからっ!!」 「てめー!!このやろっ」 「ふわっ!!ちょ!!髪の毛ぐしゃぐしゃー!!」 和哉は笑いながら、いたずらっ子みたいな顔で笑いながら私の髪の毛をくしゃくしゃって。 「ざまーみろ!!」 「ねっ!!和哉!!」 「あ?なに?」 「キス、してっ?」 「はっ!?」