「ありがとうございましたーっ!」 カランカラン 私達は喫茶店から出た。 「ちょっ・・・宏哉くん、お金」 「いいってば~。俺のおごり♪」 「え、でもぉー・・・」 「じゃあ、ご褒美ちょーだい?」 「へっ・・・?」 宏哉くんは意地悪な微笑で、私に言ってきた。 「ご褒美」 「えっ・・・ご褒美って・・・」 「キス・・・で、いいかな☆」 宏哉くんはウィンクをして、私をずっと見てきた。 「ちょっ・・・」 宏哉くんの顔が近づいてくる。