「うんっ!ありがと~」






私は決めたよ。





和哉。





君じゃなきゃダメなんだよ?





だから、私頑張るね。





「じゃ、そろそろ行こっか」




「あ、うんっ」




私と宏哉くんは立ち上がり、レジのところまで行った。




「380円です」




私が財布を出そうとした時だった。




「あ、ちょっ・・・。宏哉くん!」



「ん?何?」



「お金っ!私、自分の分は出すよ」





「いいってー」