俺はこいつ、佐奈を裏庭に呼び出した。





そして、内心では思ってないことを伝えた。




「俺は、お前のことが・・・」




(好きなんだって普通に言えばいいよなっ♪)




「好きなんだけど」



(おっし、言えた。そういや俺って、告白したことねぇんだった☆笑)





そう言って、佐奈の反応を待った。



「いやいや、ちょっと待て・・・」





(あ・・・?何なんだよこいつ。せっかくこの俺様がお前みたいな変な奴に告ってんのに何なんだよ)







イライラしてきた俺は、佐奈にキレた。









「・・・っ何だよっ!」





(あ・・・。やっちまった)






「アンタさぁ・・・、私のこと相当嫌ってたのに何それ?」