私は2時間目の休み時間に教室へ戻り、鞄を持って学校を出た。 足が重い。 「・・・っ」 心臓が痛い。 家は目の前にあるのに、足が動かない。 「もー・・・どうでもいいや・・・」 私は道端で深い眠りについた。 (和哉にとって、私はなんだったんだろう。あの嫌がらせまで我慢して、私は和哉とも付き合っていたかったのだろうか・・・。)