「奴隷のくせに、なに逆らってんの?」




「・・・っ・・・」




和哉は眉間に皺を寄せて私をみている。



(その目が嫌い)





「・・・その目が・・・」




「あ・・・?」




「その目が嫌いって言ってんの!!」








「・・・」








「わかったんならもう2度と私に話しかけないで!!」





そう言って私は屋上に足を運んだ。






「はあ・・・。ほんとなんなのよ・・・。てかっ、お父さんごめんなさーいっ!!」






(これじゃ倒産決定じゃん・・・)