イケメン執事と恋の予感

「有希ちゃんそれでもいいかい?」


「はい!大丈夫です。」


前を向いて…


パパママあたし最高のお嬢様になるからね!


「ありがとう。私のことはお父さんとでも呼んでくれ。昔からのゆめでなあ…」


そう言えばこの家にはなんで子供がいないんだろう…


「お父様。水谷家にはあたし以外に跡継ぎになる方はいらっしゃらないんですか?」

言葉にも気をつけてしゃべらないと。


「いや、一人いるんだが…まだ二歳なんだよ。だから跡継ぎは難しいかと思ってね。」

でもあたしでも跡継ぎなんてできないよ…