全部授業が終わり、 みんな帰りの用意をし始めた。 あたしは、かばんを持って、 席から立ち上がった。 「り 「龍~!!」 あたしより、先にかけよったのは、 夕菜だ・・・・。 「あ?」 龍は、夕菜にガン飛ばした。 「ひどぉぉい・・・せっかくだし、 この後お茶しよおよ」 「俺、桃らと帰るから」 龍は、それだけ行って、 あたしの元へかけよってきた。 「龍っ!」 「桃~健二~唯~かえんべ」 龍の掛け声で、 あたしたちは、教室を出る。