私の弟

私は荷物を置くために、一度部屋に行った。


あ~ぁ、なんか喉、渇いたな。


私がリビングに水をのみに行くと、そこには


まだ荷物を持った海斗がいた。


「何してんの?」


「姉さん、これ、、、」


海斗が渡してきたのは一枚の紙。


その紙にはこう書かれていた、、、


『美咲、海斗へ
 

 お母さんたちは、お父さんの仕事の都合で


フランスへ行くことになりました。2人を連れ


て行こうか迷ったけど、海斗は入学したばっ


かりだし、2人とも、もう子供じゃないんだか


ら、、、ということで、お母さん達だけで行くこ


とにしました。 1年で戻ります。』


はぁぁあぁ~~!?!?


なんちゅう親じゃっっ!


1年も子供をほったらかしで自分たちだけフラ


ンスに行くなんて、、、!!!


どこにそんな親がおるんじゃっっ!!


帰ってきたら、家に入れてやるもんか!


って、そんなことより、、、


「ってことは、海斗と2人か、、、」


「そうだね」



え!?今の、声に出てた?!


(↑バリバリ出てましたケド、、・ω・`)


、、、。


!!


だっ、だったら、家事とかは自分たちでしなき


ゃじゃん!


どうしよ、私何にもできないよ~


お母さんの手伝い、しときゃよかった、、、


でっ、でも、ここはお姉ちゃんの意地っっ!!


「かっ、家事とかは、全部私に任せてねっ


 っ!?」


「うん、、、どうしたの?」


「なっ何が?」


「それ。」


「? 」


「動揺してる。」


「べ、、べつに~」


「・・・」



クイッ


俯いていた私は、海斗に顎を持ち上げられ、


目線を合わされた


な、、、なんだ??




___チュッ___




って、、、えぇっっ!


なに???


い、今、何が起こったの?!



か、海斗と。。。

   キス、、したの?!