武羅人は私の向かいのソファにドッカと腰を下ろした。

「最高に具合のいい女だ」

「そんな事を訊いているんじゃありません」

私は頬を染めてもう一度問い返す。

「杖縁梓の様子はどうですか?」

ククッと。

こもるような笑いを見せて、武羅人は言う。

「あれだけ陵辱しても、まだ反抗の意思を見せる。ああも頑なだと、かえってそそられてしまうな…調子に乗って失神するまで責め立ててしまった…今も鎖につながれたまま素っ裸で気絶してる」

流石ケダモノ。

容赦のない蹂躙ぶりだった。