─約束のRing─




『…ごめんな…
早く…いけなくて…
怖い思いさせて
本当にごめんな…』



そう言って幸紀斗くんは
また腕に力を込めた。



『寂し…かった…っ』



私が一番
思っていたこと。



寂しかったの。



暗くて…冷たくて…1人で…



すごく寂しかったの。



私は幸紀斗くんの
背中に腕を回して
ギュッとしがみついた。