私が電話をしながら 泣いているのを 見ていた優人くんは 『幸紀斗だろ?』 と聞きながら 笑った。 私はコクンと 頷いて優人くんを見た。 すると優人くんは いきなり 『じゃあ俺は帰るよ』 と言い出したものだから、 私はまたいなくなっちゃう んじゃないかって 急に不安が押し寄せてきて 優人くんの服の袖を ギュッと掴んだ。 すると優人くんは 私を見つめて 『大丈夫。 もうどこにも行かない。 一緒に前に進んだんだろ?』 そう言って ニカッとヒマワリの 笑顔を見せてくれた。