ふと空を見上げると さっきの雨が嘘みたいに 綺麗な星空が 広がっていた。 ───…… あれから私は 家の前まで 送ってもらった。 『優人くん、ありがとう』 『別にいいよ。 あんまり悩むなよ』 そう言って 優人くんは 暗闇に消えていった。 優人くんが 見えなくなるまで 私はずっと 見送ってから 家に入った。