私の名前は、 山寺 優花。 顔もスタイルも普通。 これといって、 何かできるわけじゃない。 普通の中学3年生だ。 大変なことといったら、 今が受験シーズンだと いうことくらい。 『優花ー!! 朝ごはん冷めるわよー』 『はーい 今行くーっ』 私は急いで顔を洗い、 制服の袖に腕を通した。