─約束のRing─


『それで…っ──…』


幸紀斗くんの
話なんて耳に
入ってくるわけない。


……聞きたくない。


いやだ…


他の女の子の話なんか
しないで…っ


いやだ…っ


聞きたくないよ…っ!!


私は涙が
出そうになるのを
必死で堪えたまま、
歩き続けた。