─約束のRing─




走り続けて
辿り着いた
場所は屋上だった。



──ズキンズキン…



わかってる。



わかってるってば。



幸紀斗くんに
好きな女の子が
出来たことは
わかってた。



だから



私にはもう
小さな望みも
ない。



それも



わかってる。