――――――――――― ――――――――――――……… 「いってきます♪」 「いってらっしゃい。」 あたしは葵のお母さんに挨拶をした。 ガチャ 「葵?」 「何」 「いつ家かえる?」 「もうこのまま俺んち来れば?」 はい!? いいんですか!? いいんですね!? 「いいの!?」 「ん。部屋もあるしな。」 「ありがとー!」 あたしにとっては、今親がいないから温かい彼氏の家族… 一番落ち着くようになってしまった。 昨日だけでも、そう思える。