迷いに迷って、私が決めた淡いブルーのネクタイを、先生は購入。
「さっそく始業式でつけるからな!」
「つけてるとき写真撮って送って!!」
つながれた手から伝わるぬくもりにも慣れてきて、心臓の音が少し落ち着いた。
ふと隣を見上げると
優しい笑顔
先生の笑顔
春の優しい風みたいにさわやかで
どこか甘くて
私を包み込んでくれる笑顔
大好き
隣にいられるなんて
きっとこれ以上のシアワセはどこを探しても見つからない。
少し、ぎゅっときつく先生の手を握ってみた。
驚いたように目を丸くする先生をよそに、さらに力強く手を握る。
そして
先生は当たり前のように
強く握り返してくれる。


