「もう入学式も始まるのでそろそろ降りましょう」

そう言って車から降り、あたしが座っている座席のドアを開けてくれた若井さん。


「ありがとう」


てかスカート長すぎて
うざった……









「………え」



車を降りた瞬間、あたしは周りの光景に唖然とした。