「俺が隠れた場所、苺李が誘拐された車のなかだったんだ。」 え゙ 人の車に勝手に乗って隠れてたってこと? 「…」 「…そんな目でみんなよ。俺だってガキで常識がまだなかったんだから。」 「…」 「それに、犯人の車に乗ってなかったら苺李のこと助けられなかったし。」 ……… 「まぁとにかく、俺が隠れてたら泣き叫ぶ苺李と犯人が乗ってきてさ、」 あたしは黙って玲の話を聞いていた。