「…え?」
なんの話しなのか、もちろんわからない玲。
「あたしが誘拐されたあの日、助けてくれたのは玲だったの?」
手をさしのべてくれた=助けてくれた
「…あぁ。」
あの頃を思い出すかのように遠くを見つめる玲。
「…でも苺李を助けることができたのは、本当に偶然なんだよ」
「…え?」
「あの日、俺達がかくれんぼをやってたの、覚えてるか?」
かくれんぼ…
「確かあたしが鬼だったよね?」
「あぁ。」
あたしが鬼で、隠れている玲とコウタロウをさがしていたんだ。
あたしの前住んでいた家の庭でかくれんぼをしていたら、業者を装ってはいってきていた犯人たちに…誘拐された。


