「さっきから、ため息ばかりついていらっしゃるので」 ミラーごしにちらっとあたしを見て笑顔を見せる若井さん。 「あー…緊張しちゃって、つい ため息を」 …本当は緊張なんてしてないけど 「大丈夫ですよ」 「え?」 「お友達、できますよ」 「……」 まるであたしが思っていることを聞いていたかのように言った若井さん。 「若井さん、若いのに凄くしっかりしてますよね」 あたしがそう言ったら ぷっ と少し吹き出した若井さん。 え あたし、変なこと言った!?