「こんなにドキドキするのは、小さい頃から玲だけ。それにあたし…また玲に惹かれてた。」 小さい頃に玲に恋をして 記憶が戻らなかった今まで、玲に再開してまた惹かれていたんだ。 「あたし、2回玲に恋をしたんだよ。」 今まで黙っていた玲が優しくふっと笑う。 「あたしも…玲が好きだよ。」 好きだよと言った瞬間、間近にあった玲の顔が更に近くなって――――…