あたしを見つめる玲。
「…」
「…あのさ、玲ちゃん」
「…え?」
「あたし、モデルに憧れてたんだよね。」
「……」
自分がモデルになりたくて憧れていたわけじゃなく、
小さい頃雑誌でみたファッションモデルの男の人に憧れていたんだ。
簡単に言えば、恋みたいなもん?でもちょっと違う。
“憧れ"っていう気持ちのほうがあってる。
背が高くて
すらっとしていて
手足が長くて
薄い茶色の髪。
「その男の人に憧れてて、玲ちゃんとコウちゃんに言ったこと覚えてるでしょ」
「「モデルの人と結婚したい」」
玲と声がはもる。


