今あたしを呼ぶ声が聞こえた気がしたんだけど… 「……」 何も聞こえない。 空耳か。 「まいり!」 ガバッ あたしは勢いよく上体を起こした。 今のははっきり聞こえた。 しかも玲の声。 ところが、カーテンをあけて保健室の中を見回しても誰もいない。 「あれ?おかしいな…」 カーテンを閉めて、ベッドに入ろうとしたときだった。 「うわっ!?」