コウタロウと空き教室をでて、あたしたちの車が停めてある駐車場へと向かう。 校舎の出入口にさしかかったとき、コウタロウが突然喋りだした。 「一つだけ教えてあげようか。」 「え?」 「どうして俺が苺李を知ってたのか、空き教室で苺李にあんなことをしたのか」 「……」 コウタロウの綺麗な目が、あたしの目をじっと見据える。 なぜだか胸がときめく。 「ずっと好きだったから。」