「そろそろランチルームをでるか」


そう言って翔にぃが立ち上がる。


「このあとどーするの?」

あたしがそう質問すると、

「教室もどんだよ」


優にぃが答えた。


なーんだ。生徒会室じゃなくて教室にもどるのかぁ…


「行くぞ。教室まで送っていってやる。」

「うん…ありがとう。」



あたしを間に、両側にはおにぃちゃん。


もとの自分の姿にもどれたことに安心してたせいか、今まで全く周りの視線を感じなかったけど…



「みんなすごいみてるね…」