「んじゃ、みんなそーゆうことだから、苺李をよろしくなっ」

「お騒がせしてごめんね。それでは引き続きランチを楽しんでください。」

皆に笑顔を振り撒く翔にぃと優にぃ。

さっきまで怒っていたとは思えない……


「あー腹減ったー」

「じゃ、俺達もたべよっか」

あたしがかぶっていたカツラとめがねを拾って、翔にぃがそう言った。


「う、うん…」



とりあえず椅子に座り、
食べ物を注文した。

この学園は食べたいものを注目すると、ウエイターがはこんできてくれるのだ。