「お前らのほうこそ、鏡でちゃんと自分の姿みろよ。顔だけじゃなくて、心もブスなんだな。」
いつもより低い声で優にぃがそう言った。
二人ともどうやら怒っているらしい。
怒るなら最初っから助けろよ。
にやにや笑ってたじゃねぇかよ。
「生徒のみなさん、驚かしてごめんね。わけありで、今までコイツ、変装してたの。」
ランチルームにいる生徒たちに翔にぃがそういった。
「“華城苺李”って知ってるだろ?それ、コイツだから。」
優にぃがそう言ったとたん、ざわめき始める生徒たち。
「うそ…あの華城苺李?」
「え、じゃあ翔瑚様と優翔様の妹!?」
あたしにとびかかってきたガールズたちの顔色がみるみるうちに変わっていく。


