『よく言ったわね!それでこそ苺李よッ』


生徒会室のスピーカーから、突然聞こえてきたママの声。





「…どーゆうことだよ、クソババァ」


『だーれがクソババァだ!!?この、クソガキッ』


「あ゙ぁ?どーゆうことかって聞いてんだよ!!クソババァ!」


『誰に向かって口聞いてんだよ!クソガキッ』





「「…苺李って、母さんに似たんだな。」」

と、双子の呟きがあたしたちには聞こえているはずもなく……


「クソガキじゃねぇ!クソババァ!」


『クソババァじゃねぇ!クソガキ!』



「「はぁー……苺李と母さん、いい加減にしろよ」」


翔にぃと優にぃのシンクロツッコミであたしたちの口の悪すぎる口喧嘩は幕を閉じた。