か弱い羊と優しい狼




「お前がぶっ倒れたって聞いてよ



無理して病室いきゃぁ
爆睡してっし……………



もう起きねぇのかと思った…



俺の代わりに……


幸が死んじまうかと思った……」




………目の前には優しく笑う心がいた…



「……心ぉーー――――」




あたしは涙で前が見えないほど泣いた




「ばかぁー………


死んだかと思ったじゃん……


もう会えないかと思った…っ…」



「死なねぇよ


幸残して死なねぇよ…



約束したろ………?」



………約束………


覚えてたんだ………


「海…行くんだろ…?


基礎から教えてやるって言ったろ?」


「……ゥ〜〜……
わ…忘れ…たかと……思った…



……ちゃ…ちゃんと…基礎…から
教えてよねっ………ヒック…」




「はいはい。

分かったから泣くなって?」





「だってぇ〜〜〜〜」



心があたしの頬にキスをする



「…結婚するって…約束したよな……?」



「うん……」


「…なら……俺が病気治るまで
ずっと側に居てくれる……?」



「いるよ……ずーーっと…!」


「…なら…よかった……」



―ちゅ―


軽く心にキスされた



もちろん―


「…もっと…」


愛しいものは



もっと欲しくなるものです…。