か弱い羊と優しい狼



「……………………」



後ろにはルミがいた……


あたしはあまりの驚きに
声も出さずにゆっくりと心の上からおりる




「久しぶり、心」


「…あ……おー……」


(だから嫌だった……(泣))


あたしがメソメソ泣いてると


「幸、メソメソしてないで
たまには家に遊びに来なさいよ」


と、ルミに封筒を渡された


(心の前ではっ…!)


あたしは目で訴える


(心はもう知ってるわ)


目で訴え返された…


「……幸…ごめんな?


ルミから全部聞いた…」



………そっか……


「…そうなんだ……

それなら…少し気楽になった」



あたしは微笑む