か弱い羊と優しい狼


「よー淳」


いっつも淳の後ろにいた奴だ…


「…お前…誰だっけ…?」


え!?心忘れちゃったの!?


「ははっ…まぁ…忘れたらなら

拳で思い出してもらおーかの」


―ドスッ―


「…ぃや……」

―ガッ―


「……やめて……」


心は五人もの男に一人で立ち向かう…



「…心…!……やめて!!お願い!!!」


(……こんなはずじゃなかった…っ…)



「…幸……目ぇつぶれ…」


「え………?」


「いいから……目ぇつぶれ…」


あたしは心に言われるがままに目をつぶる