「未兎 今日 俺ん家 とまる?」 「は? 家族は 家いないの?」 「いないよ」 「俺こないだから 一人暮らしだし」 「な んで?」 「三年になったら 一人暮らしさせてー て前から言ってたし」 未兎は 黙りこむ 「いいぢゃん かれかのだし なんか断る 理由でも あんの?」 優が いじわるな 笑みを 浮かべる