「あの…。ホントに衣装これであってるの;;?」
「きゃあぁ~!麗李可愛いぃい☆」
「……恥ずかしいよこれ;」
「何言ってんの?このくらい当たり前だって。」
「えぇ~?」
「後は月君だね。」
「……。」
「あ、月君。」
少しして月が戻ってきた。
「あ…。」
月の衣装はヴァンパイアで……。
(月の場合あれは仮装じゃない;;)
月に初めてあったときに少し似てる。
黒いマントに長めの牙。
(に、似合ってる。)
当たり前だけどものすごく似合ってる。
ヴァンパイアの月はとても妖しく魅せる。
「!?」
月がこちらに気づいて私に近寄る。
「なんだよ。その格好は。」
「え?これは柚那に渡された衣装だ「だめ。」
「え?」
「おい、田代。他に服ねぇの?」

