「ん、大丈夫。」 月に抱きしめられてる。暖かいし、なんか落ち着く。 「あ、それと。」 「?」 ちゅう。 「!!!」 突然月が、首筋に吸い付いてきた。 ちくっ! 「んぁ。」 「ん。」 「?」 「俺の印な。」 そこには、くっきりと鮮やかに赤い刻印が刻まれていた。 「え?」 「他の男よけ。」 「・・・。」 「消えたら言えよ?また付けるから。」