「つ~わけでよろしくな?」

(うわ、上手く話しそらされた気がするけど、
ま、いっか。)

「てか、腹減った。」

「?なんか食べる?」

「うん。・・お前の血。」

「あ。」

(そうだった。月のご飯は私の血だった。)

グイッ!!

「きゃっ!?」

いきなり月に腕を掴まれた。

「ゆ、月?」

ガブッ!

「あっ!」

ちゅぅ~。

(痛いけど、なんか気持ちいい??)

「あ、んん!」

ちゅう。

(な、長い;;)

「あ、ゆ、月ぇ?」

プハッ。

(終わった?)

「ごちそーさん。」

「ん。」

そのまま立ち上がろうとすると、

(わ、視界がぼやける。あっ倒れる!?)

目を瞑った瞬間、暖かいものに包まれる。

(あれ?痛くない?)

「大丈夫か?」

「ん、月?」

「わり、吸いすぎた。」