*。俺様な吸血鬼。*



部屋に入ると窓からたくさんの光が見える。


「きれい…。」


「ほら、こっち来い。ケーキあるから。」


「ケーキ?」


月の近くに行くとちょうど二人分くらいの大きさの
可愛らしいX'masケーキがおいてあった。


「これ、どうしたの?」


「事前に予約しといた。」


「ありがとう。」


「あぁ、あとから礼はたっぷりといただくから
今はケーキ食え?」


「うん♪」


ケーキを一口食べるとケーキの甘さが口いっぱいに
広がって凄く幸せな気分になった。


「ん~!おいしい♪」


「それは、よかった。」


そう言うと月は綺麗なグラスに入れたシャンパンを
差し出してくる。


「これ、お酒?」


「あぁ、今日は特別な?」