*。俺様な吸血鬼。*



「お前から寂しがられても全然嬉しくねんだよ。」


「月君はひどいなぁ~、俺悲しくなっちゃう。麗李ちゃん
慰めて?」


そう言って私のほうによって来る。


「させねえよ。」


月は來兎君と私の間に立った。


「ケチだねぇ。」


「んな問題じゃないっての!」


そう言うと月は來兎君の頭を殴った。


「いってぇな;;」


「仕方ないだろ?」


「はいはい、月は怖いねぇ?」


「え?」


「は?お前の前だけだっつの。」


「うわ、悲しっ!」


「ほら、もう行くぞ。こいつにかまってたらキリがねぇ。」


「う、うん。」